難浸炭材(チタン ステンレス) への挑戦
チタンへの浸炭処理
チタンはあらゆるメリットがあるが、無潤滑状態では焼きつきやすいため、耐摩耗性を向上させるための表面硬化処理を行う必要があります。
チタンへの表面硬化処理は深い層まで届かず、表層部までの表面処理となるため、懸念事項として熱処理後の製品寸法の差異に対して加工、研磨が難しいと考えられてきました。
表層部(おおよそ1/100mm)までの表面処理となるため製品としての指定値と差異、公差を考えて熱処理を行うのは非常に困難だといえます。
チタンへの浸炭焼き入れ処理を行うことで、深い層(およそ1/10mm以上)まで硬化処理をすることができ、製品寸法の差異が出たとしても、機械加工や研磨をすることで耐摩耗性を確保しながら指定値とすることができると考えています。
また、チタンは純チタンとチタン合金が代表的な素材としてありますが、安価な純チタンへの熱処理のほうが表面硬度が高い数値が出ています。
ステンレスへの浸炭処理
SUS304といった代表的なステンレス鋼をはじめ、SUS316、SUS420、SUS440の難浸炭材へ浸炭処理を可能にしました。
いままで難しいとされてきたステンレス鋼への表面硬度を上げることで用途は格段に広がるはずです。
アトムロイ処理
難浸炭材への熱処理方法としてはさまざまな方法がありますが、弊社ではアトムロイ処理を導入しています。浸炭処理といっても窒化させるなど方法はありますが、アトムロイ処理を行うことで浸透層を深くすることができ、有効な硬化層を深くとることができます。
機械加工も含めた提案
弊社の強みとして、機械加工も合わせて行っていますので、熱処理も考慮した機械加工を提案することができます。
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西部熱処理サービス
加藤 直之
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